角角ストロガのフ

角田ルミによるゲームプロデュースユニット
実践編:奇妙なドロー 後編

実践編:奇妙なドロー 後編

―ターン―

[ポット $60]

私にとって悪いカードではない。私がトップペアを持っていると相手が思っているなら、もっと強いハンドになったと思ってくれることになる。もし私が疑っているとおりに、彼が、私が何のカードを持っているかより、自身が良いカードを引くことに関心が向いているなら、このターンカードは恐らく彼が望んたカードではなかったはずだ。BBがチェック。あなたならどうする?

私がいまベストハンドを持っていないことはほとんど確実だが、相手はそれを知らない。彼には私がリードしていると思われたい。そしてターンカードが私を助けたと思ってほしいのだ。

もし実際に9◇が私の助けになっていたとしたら、私はこのハンドをどうプレイしただろうか?多分、かなりの額のべットをして、そこでポットを取ってしまおうとしただろう。

私は2発目を投じ、$40をベットした。BBはすかさずコール。ポットには$140ある。彼は何らかのフラッシュドローを持っているに違いない。恐らく、ナッツフラッシュドローを。

―リバー―

私にとっていいカードが出た。あるいは、少なくとも私がリプレゼントしようと(見せかけようと)しているハンドにとっては。BBが、ナッツフラッシュドローか何らかのストレートドローなら、未完成に終わった。

彼はチェック。再び決断のときがきた。3発目のべットを投じるか、それとも諦めるか?あなたならどうする?

考えるまでもないことたが、私の7ハイはショーダウンで勝てるなんてまずあり得ない。だから、彼はドローを逃したという読みを信じるか、あるいはポットを譲り渡すかである。

私はポットを譲る気はない。彼がモンスターハンドをスロープレイしているなら、すぐに分かることになる。私は心の中で銃を抜き、勇気を出して$70をベット。その$70はフロップでフラッシュを、あるいはタンで9のトリップスを完成していたら、べットしていたのと同じ額である。私のべットはゲームを通じて一貫している。

BBはツイてないとボヤき、私をちらりと見て、ハンドをフォールドした。

「ラッキーフロップだったよ」。私は彼のチップを自分のチップに加えながら言った。将来のゲームのために、私はこのプレイヤーが「チェックコーラー」であり、非常にパッシブなプレイをすることを心に留めておこう。

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