私たちがポーカーにおいてどんな業績があろうと、いったんテーブルに座ったならそれらは関係ない。もちろん、私に何の手もできていないときに、相手が私という存在におじけづいてスチールさせてくれたり、ナッツができたときにアクションを起こしてくれたら、それはそれで喜はしいことだ。しかし、それでは将来の成功の礎にはならないのだ。
ポーカーテーブルに着いたとき自分にあるものは、優れた決断を下す能力、そして学習を重ね上達する意欲たけである。たから私が本書を「我々の世界」に導く鍵となるかもしれないと言ったところで、それは人気ナイトクラブのⅥPルームやテレビ撮影があるファイナルテーブルに行けることを意味するわけではない。
「我々の世界」とは、アイデアの世界である。そこに到達するためには、ポーカーへの愛情と上達への情熱が必要だ。ワールドクラスのプレイヤーにはその情熱がある。私にもその情熱がある。そして当サイトを読んでいるところを見ると、読者の皆さんも、きっとその情熱を持っているに違いない。皆さんはすでに正しい道を歩んでいるのだ。将来のことなど誰にも分からない。でも、私の助言を心の底から受け入れて、そこにあなた自身の経験、アイデア、ポーカー戦略を磨きたいという情熱を結びつけたら、私たちときっと当サイト以外のどこかの場所で出会えるだろう。さあ、我々の世界へようこそ！